初通院(その1)
ミステリーサークル発見の日から2週間後。
ネットでいろいろと調べた結果、これは早期に病院に行かねばならぬと思い至り、脱毛外来のある病院に行ってみた。
悩んだのがどこの病院に行ったらよいのかという点。
都内在住なので東京の病院で検索すると、順天堂がいいという意見が多く見られたが、以前大学病院に行ったときに学生さんにずらっと取り囲まれてとてもいやな思いをした経験があるので、大学病院は却下。で、結局、新宿御苑前の病院に行ってみることにした。
円形脱毛症で病院に行くこと --- これはとても勇気のいる行動だった。
男の先生に症状を話すのが恥ずかしく、うっすらと汗が出る。
話すだけでも恥ずかしいのに、髪の毛をかき分けてミステリーサークルを見られるという屈辱…
だけど、治したくて来ているんだから、恥なんてかき捨てるしかないだろ!と自分に言い聞かせ、耐える。
先生はなぜこのような症状になるのか、どんな原因が考えられるのか、などを丁寧に説明してくれる。こんな紙を見せられ…
サークルは2個だとばかり思っていたら、実は4個あると言われ、私は【多発型】であると診断される。”治療に難渋する”と書かれた多発性…その診断はとてもとてもショックだった…。